数年前から「低反発」が流行っています。
特にマクラの市場では業界を席巻しています。
それだけ人気があって、効果もあるからなんでしょう。
さらに、オフィスチェア業界でもここ数年のトレンドになっており、
この「低反発」素材を採用したオフィスチェアが増えてきています。
今回はこの「低反発」素材について調べてみたのでまとめていこうと思います。
ホントに効果はあるんでしょうか・・・
そもそも低反発素材ってなに?
簡潔に説明すると衝撃を吸収する「ウレタン」素材。
もともとはNASAの宇宙飛行士のために開発された素材で、
スペースシャトル発射時に宇宙飛行士の体にかかる衝撃を緩和するため、
低反発ウレタン素材が宇宙船内の座席に使われていたそうです。
この「衝撃」を「吸収」する力こそが低反発素材の強みです。
なぜ「衝撃」を「吸収」するのかは、長くなってしまうので自分で調べましょう(´Д`|||)
低反発素材の使い心地
低反発素材はなんといっても「ゆっくり沈み込む感触」が特徴的です。
ドシッと座っても「衝撃」を「吸収」するので、優しい触感です。
また、長時間座ってもしっかりと「体重=衝撃」を吸収してくれるので安心です。
低反発素材のデメリット
低反発素材のデメリット、それは熱がこもってしまうことです。
簡単に言うとムレます。
密度が高いウレタンのため、どうしても吸湿発散性に難が出てしまうのです。
オフィスチェアの座面は、この「ムレ」を避けるために通気性の良いメッシュ素材を採用するぐらいなので、
かなり大きなデメリットと言えるでしょう。
特に夏場は辛いかもしれませんね。
ただ、デメリットはあるにしても、非常に魅力的な素材には変わりありません。
空調設備の整った環境であれば「熱がこもる」デメリットはあまりありませんよね。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。オススメの素材です!