最も有名な高機能オフィスチェア

アーロンチェアは高機能オフィスチェアとしてはかなり高価な部類であり、新品の場合ランバーサポート型はおよそ11~18万円、ポスチャーフィット型はおよそ13~20万円の市場価格となっている。
ハーマンミラー社およびハーマンミラーの正規販売代理店から直接購入後には12年間もの保証サポート期間が設けられており、劣化・消耗部品の多くが無料修理・交換の対象となっている。

アーロンチェアの機能

人間工学理論に基づいた高機能オフィスチェアであり、多くの人々から快適だと評価されている。

その理由としては、それぞれのユーザーが使用する際の環境に応じて、非常に細かく調整できるカスタマイズ機能が挙げられる。
これにより、一般的な体格である99%の成人であれば、男性女性を問わず心地良く快適なデスクワーク環境の実現を可能にすることができる。

実際に座るとトランポリンのクッションような弾力のある座面に加えて、一般の安価なチェアにはないふんわりとした感覚のリクライニング機能を体感できる。
それと同時にしっかりと骨盤を受け止める構造となっており、長い時間座っても疲れにくくなっているのが大きな特徴です。
さらにはさらっとしたメッシュ素材の座面を採用したことにより、季節が夏でも蒸れることなく快適に座ることができる。
また、回転時やリクライニング時においても、ガタガタしないしっかりした構造となっている。

さらには自動車のシートのように姿勢を矯正するため、リラックス用途を重視するユーザーにとっては若干ではあるが窮屈に感じる場合がある。
アーロンチェアは「高機能オフィスチェア」であり、あくまで利用者個人の体型にフィットした製品を利用することを前提としており、また前傾時のワークスタイルを支援するのが狙いとされている。

アーロンチェアの歴史

1990年代後期から2000年代初頭におけるインターネット・バブルの象徴であり、ビジネスでの成功者や有名人のオフィスに、さりげなく部屋に置かれた写真などが多数みられた。
また、テレビドラマや映画などにおいても成功者の象徴として、経営者役などの部屋にはアーロンチェアが置かれていることが多い。

現在では、画期的なデザインのためニューヨーク近代美術館において、「永久コレクション」としての地位を獲得している。
この椅子のための市場開拓に際しての障害について、Malcolm GladwellのBlinkに記載されている。

日本においては、通商産業省による1996年度グッドデザイン賞のグッドデザイン金賞のオフィス・店舗用品部門を受賞している。

長時間のデスクワーク作業を強いられる経営者やデザイナー、慢性的な肩こりや腰痛などの持病をもつ患者など、多くのユーザーに支持されるに至っており、高い満足度は口コミ・ネット掲示板などで広がっている。

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